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この ”GaMyセレクト” とは何か? 情熱、本気、執念、歓喜、怨念 とにかく原型制作者の想い=”念”が乗ったフィギュアだけを抽出して載せたWFレポートコーナーのこと。 今日、誕生です。 ご案内は、わたし”さわたりけんじ”が勤めます。 あああっ!! 早くフィギュアを見たいかと思いますが、少々、わたしの考えを説明を。 これ見ないとこれからの楽しみが半減です!! わたしは造っている方の想いが溢れすぎるほどの強い気のようなものが、立体を覆い尽くしているようなフィギュアを好ましく思っている人間で、いわゆる ”お上手” でも手癖=手抜きで造ったようなものは、何にも感じない人間なんですね。 本当にその立体が造りたくて創っているフィギュアには……まあ多分にオカルト的ですがオーラのようなものが見えるような気がするんです。 見えている以上の魅力を、どうしても感じてしまう造形……造形のラインひとつひとつに原型制作者の”念”が乗っている、とでもいえばいいかな。 古典的に言えば ”「気」のはいった仕事” ”魂が篭もっている” ということなんでしょう。 あと、わたしは現在、リアルタイムで原型制作者であるわけで、造り手の視点という珍しいポートレポートにもなります。 造るにあたってどのあたりに苦労するか、苦労しないか、わたしは知っている……その点が、他のいかなるイベントレビューとは異なると言えるでしょう。 なので、とてつもなく苦労した風だけど楽しく造っていないもの (苦しみすら楽しんで造られたものは、もちろん、とてつもなく素晴らしいものです) 、苦労した事を自慢する為のフィギュアじゃあ、わたしの心は動きません。 ま、ネット、雑誌、ムックまで含めて、異常数の写真数が氾濫する中、異質なモノがあったほうが面白いと思いますし、面白いってのは、いいことじゃないでしょうか。 それでは、ABC全てをローラーで回ったわたしの眼から視えたWF風景を、存分に、サクっとお見せしましょう。 あっと時間の関係上、最初から写真撮りは美少女フィギュア系オンリーってことになってしまいました。 ピンキー、ネイチャー、男キャラにロボットたち、ロクに取り上げられなくてすみません。 特にピンキーは力作が多かったのに〜!! ※注) ほとんどのフィギュアにはメガピクセル程度の大きな画像がリンクされていますが |
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A09−15
舞―乙HiME
ニナ アリカ エルス
舞乙HiMEから3人娘。 見た瞬間絶句。 表情の良さ、3人の構成……ここに確実にある、世界の造り方がとんでもない。 1/7サイズクラスのフィギュアを3体を形にするだけでも泣き言言いたくなるはずなのに、もうさっくりと、気持ちよく作りきっているのは賞賛するというより、その持久力に妬いてしまうかも知れない。
非常に楽しそうで、わたしが常に求めている
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B32−15 この胸像の写真を撮っていると、岡崎氏は立体を頭にじっくりと染みこませているんだなあ と感じてしまいます。 見ていてとても気持ちがいいんですよ。 2Dは,3Dはなどと区別することの、なんとつまらないことか。 これはわたしの完全な推測ですが、恐らく前回の薔薇水晶が、時間的に理想に持って行けないままに制作終了、原型完成とせざるを得なかったように見えるので(←※注 わたしの勝手な推測です→)、それが次作にいい影響をもたらした、伸び伸びとしたこの快作を造る原動力になったのではないでしょうか。 しっかしほんと、いい造形ですね〜。 |
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A44−08 絵から抜き出したような造形 そんな言葉があると思う。 しかし、”絵そのものじゃないのか?”というかもう”2D←→3D変換”なんてものが 写真を撮った当時から、もう、どうコメントをつければいいのかっ!? とにかくみてくれっ と叫びたい。
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B09−03
メガトレショップ ローゼンメイデン ここのフィギュアは全て、”みてっ♪ この子達を” ってオーラが会場でずば抜けていた。 数人で作っていると思うが、その全員が楽しそうに造っているなんて、なんて嬉しい!ことなんだろうね。 特に感心したのは、小さなキーホルダーサイズのフィギュア。 ディフォルメチックなものを、ぎりぎりの線までカッチリと仕上げてきていて、思わず”おおおーー!”と声を上げてしまった。 最も小さいのにビリビリくるほど感じる造形パワー! おかげで上手く撮れずに手ぶれしまくり…… テンションが上がりすぎると、興奮しすぎると上手く撮れなくなる癖は全く直らない! だがそれでいいんだっ、興奮しない方がおかしいんだって思うことにしたので、OKOK。
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仏滅☆Performer さんのお人形的な雰囲気のローゼンメイデンは、
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A16−18 キミキス 二見瑛理子 キミキスは全てのキャラクターに魅力がある良作だが、プレイすれば ”二見” となるのはシナリオの深さ、面白さがダントツなので、ある種の必然と言える(そしてうどんのゲーム内の扱いの薄さに多少涙する)。 その二見の中でもコレっ! と思ったのが写真の二見。 会場では、ブース位置が悪く、ライティングが逆光めに、しかも肌色には最悪の緑色っぽい光になっていて、非常に損をしていた……が、その重いのハンデを軽々と吹き飛ばすほど力が溢れていた。 布の布らしい表現、少女の身体の筋肉の表現が小気味よく、しかもそれが2次元の絵であるはずの原画の表現からは、はずれていないっ! 持てる技術をキャラクターをこの世に顕すのにキッチリと使い切る…… ……しびれる! |
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A07−04 キミキス 奈々 口元を隠す分、足先から手先、頭の先まで全てを使って奈々の表情を表現していて、隠す楽しさを存分に楽しめる造形。 演技している奈々を写真に撮った感じではなく、目の前にキャラクターがいる……この生きてる感は、絵をトレースするのではなく、絵の中の奈々の気持ちを読み取っているんでしょう。
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B34−07 キミキス 水澤摩央、奈々 ARIA 水無灯里 アリス・キャロル 心のテンション、イキオイが非常によい方向に出ているのが気持ちいい造形。 新作の奈々も同じくファミ通2ページ広告を感じるインパクトがあって、全身付いたらすんごくヤバいぐらいすごいことになるんじゃないのか……と今から期待しちゃいますね。
ARIA3人娘は表情の個性が3人が3人、本当に別々なところを意識させないほど、モノにしている(?)のがいいですね。
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でたまか メイシザース
合成プラスチック、無機物の塊、見慣れすぎたレジンキャストが固まっただけのもの……のハズなのに……それもダレてる造形というわけではなく、カッチリしているのに、なぜ柔らかい? そして繊細だ。 しっかりと骨の構成も肉の服の加重も分かるのに、重力を感じないのも不思議だ。 こうしたフィギュアが稀にあるから、イベント巡りはたまらない。 愛おしい、そんな言葉が似合うフィギュアだ。 |
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B23−12 みらとれの ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡ミスト
フィギュア自体はかなり大きく、重厚、しかもポッチャリした肉肉した体型なのに、軽やかな造形。 感情も豊かで、特にぎゅっと力を篭めた両手と、下から見上げて、はにかんでいる表情の自然さは絶妙に視る側に伝えているし……もうっ! こりゃもうっ! みたいな。 |
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B05−07 ケロロ軍曹 アンゴル・モア 過去、吉崎観音造形を見まわしても、ほとんどが、絵に合わせようとしすぎてギクシャク硬くなっているか、エロいから造ったとか、”流行だと思うんで造ってますが何か?”的な気の入っていない造形が、企業、アマチュアともに目立つんで、”どうしてこうなっちゃうんかなー”とわたしは思う時ばかりだったのだが、このアンゴルモアは非常に良い雰囲気で、当然のようにわたしの足はピタリと止まった。 キャラへの情がしっかりこもっているのが感じられる。 同じ、それ以上の思いを込めた次の造形……が強烈に見たい。 撮影はあまりの逆光風味に携帯蛍光灯すら意味が無く、しょうがなくフラッシュを炊きました。
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B16−16 バックベアード様が見てる ベア子
の決めセリフで、何故か大変に有名になってしまったバックベアード様の擬人化娘”ベア子” 高さ数センチ、めっちゃ小さい。 こういったネタものは、どういったカタチであろうと こういうフィギュアを見ていると、技術だ表面処理だなんだと、まず”気”が、”魂”が入ってることが重要なのに、そこを無視して技術論をグダグダ始めてしまうことが、いかに正鵠を得ない空しい言葉なのか……じっくりと写真を見て、心で感じて欲しい。 |
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よく見ると何気ない点でSFには絶対に必要になるリアリティをあげていて、例えば右膝の隙間とか(左膝と比べてください)、材質ごとの仕上げの違いとか、わかるかぎりずっと見惚れてしまいましたよ。 |
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A50−01 まじしゃんず・あかでみい 非常に惹かれる造形で、作れて嬉しい、すべて快調っ といった気持ちよさが、こっちにも伝わってくる。 次回は是非とも完成品を見てみたいですね。 |
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B08−10 月刊 NOVELJAPAN ”猫耳のナクザ”
そのことが、とてつもなく高い”灯”をオブジェクトとして置くことで演出された、とてもわかりやすいヴィネット。 なによりストーリー性の高さが素晴らしく、ナクザの意思を知りたくなる。 模型的デザイン的という枠で考えずに、舞台的……と呼ぶと、しっくりくるかも知れない。
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B37−10 Go! Go! Hobby 科学忍者隊ガッチャマン 白鳥のジュン
しっとりとした… というのは、女性への賛美の言葉として使われる言葉だ。 しかしその難しいはずのことを、このフィギュアはあっさりと成し遂げている。 あくまで2次元的な魅力を出し、安易なリアルに逃げていない稀な造形だ。
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A37-07 魔法少女リリカルなのはA’s 八神はやて 地獄少女 閻魔あい
堂々としたその制作者の気持ちが、どどんっと心臓に剛速球で来る。 ナニを作りたいのか、ナニを見せたいのか、ナニを視たいのか、全てがハッキリとしているというのは、とてもすがすがしく、”流行だから…とりあえず時間がかからない水着で…”などといった打算のようなものは微塵もない。 よいなあ。
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B41−05 チェリーブロッサム
鳥肌が立つ。 そうした造形はどうやって生まれるのか、 鳥肌が立つ。 その言葉の表現はありふれているし使い古されている。 しかしそうした造形に出会えた。 確かな魂を持った、生きているかのような翠星石を見ることが出来た。 この”魂を持つ” というコトと、技術というものは、全く別の地平にあるものだろうと。 この魂は、心から”翠星石を作ろう”と思った原型制作者の気持ちが産みだしたんだ、と。
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さて、以上ご紹介でした。 すでに言いたいことは本文中に言いましたし、もう特にない……かな。
あっと、立体は立体表現なので、”ああ、こんなの見たこと無かった””見てみたい”という方は是非、次のイベントでそのブースに見に行っちゃうのが一番です! それと今回のレポートは2007新作だけでなく、目に付くモノは全部撮っていったので、前回以前のものも混ざっています。 ご了承ください。 では、これからも、情熱、本気、執念、歓喜、怨念……とにかく原型制作者の想い=”念”が乗ったフィギュアを見れることを楽しみにいきますよー!
なお、写真掲載にあたって問題がありましたらお問い合わせフォームよりご連絡ください
GaMyセレクト WF2007winterバージョン Photo&text さわたりけんじ 撮影機材 SONY DSC−H5
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